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何が出来るか? 被災者支援をご一緒に!

 被災地・被災者のニュースに心痛む中で、嬬恋村の方を介して菅野さんからご連絡をいただきました。役員・委員で相談して、会としては、菅野さんの活動を紹介して、お気持ちのある方には各自の判断でご支援いただくことといたしました。

 私も早速「貸与可」として登録しています。また、元の土地では農業・畜産などを続けられない方への支援を村にも要請し、JAと協議して可能な支援策を始めていただいています。状況の推移、公的な対応によってどうなるのか、まだまだ遠い復興・再生への道のりの中、少しでもお役に立ちたいと思うばかりです。
 どうぞよろしくお願いいたします。

プリンスランド オーナーズ会 会長 村上奉文

被災者に開かれた浅間高原を
                ── 可能なら同業種継続型で

 今回ばかりは体が勝手に反応していました。大震災の二日後、私のふるさと東北へ、私のかつての留学国フランスからもレスキュー隊がやって来ると知り、仏大使館にボランティア通訳として名乗りをあげると、「では同行してもらいましょう」との返事。翌日、羽田に降り立ったフランス民間防衛隊(Securite Civile)に合流して仙台へ向かいました。

 残念ながら、人命救助というには現場が凄惨すぎたところへ、放射能を懸念する仏政府からの退避命令が下り、わずか三日で解散を余儀なくされましたが。
 いったん北軽井沢の自宅に戻り、物資を積んでふたたび被災地に向かうつもりでしたが、ここは、むしろ地元にいながら組織すべき活動もあるか、と思い直し、北軽、嬬恋在住の有志数名でボランティア団体を立ち上げました。

 浅間高原一帯の別荘や保養所を、当面、被災者の方々に提供してもよいというオーナーを募り、ある程度戸数がまとまったところで、国や県をつうじて情報提供しようというものです。
 呼びかけの結果、十数名の篤志の方々から「貸与可」のお返事が寄せられました。人間の善意というものは確実に生きている、と感じます。とくにプリンスランド オーナーズ会からは、理解と共感のお言葉が矢のように返ってきて、本当に心強く思いました。
 
 被災地

地震、津波、火災と三重苦の大槌町。火災で自動車すらも溶けていたのに、お孫さんのクレヨンを探しておりました。撮影・A

 ただ、「家を借りて移ってみたはいいが、何もすることがない」というのでは中長期の支援にはなりません。
 この先、被災者の方々が、自然環境や産業構造の似通った土地で、出来る限り同業種を継続しながら、一定期間、仮住まいできるような方策を、国を挙げて模索すべき段階を迎えるでしょう。

 当会もその点を見据え、オーナーの方々の篤志を行政による就労支援(たとえば農水省の「農山漁村被災者受け入れ」制度)とタイアップさせる方法はないものか、と考えをめぐらせているところです。
 ご支援、ご示唆のほど、なにとぞよろしくお願いいたします。

 

東北太平洋沖地震で被災された方々を浅間高原に受け入れる会
                   代表 菅野賢治・槙子
         群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢1924−824
               携帯 090−9359−5865

→ 電子メール 

菅野 賢治(かんの けんじ)

1962年、岩手県二戸市生まれ。
東京理科大学理工学部(教養)教授。専門はフランス語フランス語圏文学。著書に『ドレフュス事件のなかの科学』(青土社、2002年)ほか。

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